韓国ドラマ「Who Are You? 学校2015」EP.13 戻ってきたウンビョル

再会

突然、ウンビョルが家に帰って来て、母親は泣き崩れる。ウンビとも再会したウンビョルは、姿を消した理由を話し始めた。

失踪の理由

修学旅行で妹のウンビが暮らす町を訪れたウンビョル。そこで、ウンビがいじめに苦しんでいることを知る。ウンビに気付かれないように物陰から見守るが、ウンビが橋の上から海へ飛び込み自殺しようとするのを目撃し、必死で陸に引き揚げた。

ウンビは病院に運ばれ、一命をとりとめた。身元不明で家族に連絡できないと看護師が言っているのを聞いたウンビョルは、とっさに自分が身につけていたものをベッドの上のウンビの手に握らせる。ウンビョルは、自分はウンビと入れ替わるべきだと思っていた。

ウンビョルの決意

ウンビョルが５歳の時、今の母親との養子縁組をしたきっかけは、母親が以前に会ったことのある子供に縁を感じたからというものだった。しかし、母親が会ったことのある子供というのは、ウンビョルではなく双子の妹のウンビだったのに、それをウンビョルは言い出せずにいたのだ。ウンビがつらい毎日を送っていることを知り、ウンビョルは自分のせいだと思う。

同級生のスインを助けられなかったことを悔やんでいるウンビョルは、自分がスインやウンビと同じぐらい不幸になるべきだと考えた。スインの死が恐ろしく、すべてから逃げ出したい気持ちもあって、しばらく身を隠していた。しかし、スインの死の理由が暴かれるのを見て、逃げていてはいけないと戻る決意をしたのだ。

理事長を脅すソヨンの父親

検事であるソヨンの父親が、理事長の自宅を訪れた。スインの事件が大ごとにならないよう、ソヨンの父親に頼んでいた理事長。

ソヨンの父親が昇進することを知った理事長は、ソヨンの父親への金銭援助を断ったうえで、学校でソヨンのいじめ問題を不問にするから、スインの事件を忘れてほしいと伝える。理事長は、もしソヨンのいじめが世間に知られたなら、検事であるソヨンの父親の昇進問題に関わると言って、ソヨンの父親を脅した。

しかし、それを聞いたソヨンの父親は不敵な笑みをうかべて、ある書類を差し出した。チョン・スインの解剖鑑定書だ。今まで公にされていた鑑定書とは死亡推定時刻が異なっている。時間が捏造されていたのだ。ソヨンの父親は「考えておいてくださいよ、連絡お待ちしてます」と言い、帰って行った。

理事長の息子であるテグァンは、来客がソヨンの父親であることに気が付き、部屋に残されていた解剖鑑定書を見てしまう。テグァンはそれを携帯で撮影した。

再び入れ替わった双子

ウンビョルはウンビと入れ替わり、また学校に通い始めた。ウンビだと思って嫌がらせを続けるソヨンだったが、ウンビよりも気が強いウンビョルに思わぬ反撃にあう。

書き込みの真犯人

スインの姉であることを、教頭や他の教師達に知られてしまった教育実習生。掲示板にスインの事件の真相を書き込んだと責められ、学校をやめるように言われる。

教育実習生は、妹の名前を使ってメールを送ってはいたものの、掲示板は自分の仕業ではないと、担任に告白する。すると、それを聞かされた担任が「知っています。私がやったのですから」と言って、自分が名乗り出て解決してみせると答えた。

イアンの激怒

ウンビョルに呼び出されたイアンは、肩の治療を始めたことを報告するが、ウンビョルは怪我したことすら知らない様子だ。ウンビではなくウンビョルが戻って来たことに気付くイアン。しかし、ウンビョルが死んだと思っていたイアンは、何もなかったような素振りで戻って来たウンビョルを受け入れられずに怒る。

施設

ウンビは自分のことを死んだと思って悲しんでいる施設の子供たちに会いに行くことにする。ウンビョルにウンビのことを聞いたテグァンは、施設まで訪ねて来た。